スバル XV Advanceを試乗　そして購入予約

車格が微妙にアップするも、エンジンが微妙にスペックダウンしてるではないですか。
変わらないっていえば変わらないんだけど、ちょっとがっかりです。

そして試乗。

まずは周辺をぐるっと一周して感じたのが、パワーの出方がXVハイブリッドと比べるとかなりマイルドだということ。（まぁ、マイルドハイブリッドだと言ってますからね。）

降ろしたてなので当たりがついてないとディーラーの方は仰っておりましたが、これと比べると、今乗ってるXVハイブリッドはかなりとんがった感があります。

ストレスを感じず加速・減速したい。

できれば街乗りでできるだけバイクに近い（せめてPCXぐらいは）加速・減速を体感したい自分としては、かなりもさっとした加速感でありましたね。

止まることについては前車同様四輪ディスクブレーキなんでしっかり止まる感はありますが、そんなにスピードを出していないんでちょっとわからないな。

「電気モーターのバッテリーがニッケルからリチウム電池になり駆動時間も長くなってるからXVハイブリッドよりキビキビ感が長く感じれるはずなんですけど」と営業の方は言ってましたが、２周目を走ってみても感じられず。

結局マルチファンクションディスプレイを見ていて気が付いたんですが、今乗ってるXVハイブリッドは発進からの動力は基本エンジンで、Advanceは発進から電気モーターだということ。

XVハイブリッドがエンジンのみ走行で強めにアクセルをふむと電気モーターが介入し、Advanceは電気モーター走行中強めにアクセルをふむとガソリンエンジンが介入するので、後から電気モーターが介入するXVハイブリッドのほうが電気モーターの特性から鋭い加速に感じるのかなと。

あくまでも個人の主観ですが、スバルXVハイブリッドを購入する時に、レヴォーグもアウトバックも試乗しました。

当然全速度域の加速感で見れば、レヴォーグやアウトバックに圧倒的に分がありました。

300psを誇るレヴォーグの2.0ターボの加速なんて秀逸だったのです。

でも、街乗りの60km/hまでの加速、特に加速するぞーって気合入れてアクセルを踏む時の加速じゃなくて、ちょっとクイックにアクセルを踏んでいくときの加速感。

これは今までの４輪では味わったことのないXVハイブリッドの加速感に感じたのです。

それを「街乗りの60Km/hまでならXVハイブリッドの方が加速良いね♪」って感じでスバルの店員さんに伝えたんですが、どなたからも共感は得られませんでしたが(^^;

要するに、電気モーターが介入する前後の加速の違いがはっきりとわかるのがXVハイブリッドで大好きだったんですが、今回のAdvanceはトヨタのプリウスみたいに、今エンジン駆動なのかな電気モーターなのかなというのがはっきりわからなくなってしまったということが不満に感じたんでしょう。

これは人によって好みが別れるかな。

私の好みは少数派なんでしょうね。

競合車であるC-HRとかヴェゼルとかと対向しようとすると燃費に振った味付けが必要なんでしょう。

それはさておき、その他で目についたところとしては「X-MODE」が追加されたこと。

以前X-MODEが付いたフォレスターで未舗装山道を走ったことがありますが、X-MODEだとかなり楽だったな。特に下りが勝手に速度制御してくれるところとか。

まあ年1回も使わないだろうけど。

後は予防安全機能が格段に進化していること。これは重要。アクセルの踏み間違いとか他人事ではない年齢になってきたしね。

アイサイトはVer3（私のはVer2）だし、サイドビューモニターはついてるし、前進・後退ともに自動ブレーキがついてるし、安全装備はとにかく満載。

でも、フォレスターについているツーリングアシストはついてない。

ツーリングアシストとはなんぞやというと。

①60km/h以下のレーンコントロール

②追従型クルコンが100km/hが120km/h

③先行車追従操舵

④後退時自動ブレーキシステム

この４つがアイサイトVer３に追加されたもの（らしい）けど、XVは④だけついてるみたいなんだよね。わかりにくいなぁ。

レーンコントロールとかはいらないけど、新東名走るんでクルコン120km/hは欲しかったかな。

こんなに安全装備満載なのに、これくらいなんでつけなかったのか、意味不明。

これだけブツブツ書いて結局買うのか～いと言われそうですが(^^;

各段に進化した「安全性」というキーワードで結局、購入予約してしまいました♪

XVハイブリッドの下取りも思いのほか良かったしね。

でもスバルさん、いろいろ大変みたいですが、全車種AWDに拘るように、エンジンもスバルらしくとんがってほしいなと思います。

なんだかんだですが、納車はやっぱり楽しみではあります。