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美濃和紙あかりアート展

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10月12日(日)から11月30日(日)の期間、美濃和紙の生産で有名な美濃市で開催されている「美濃和紙あかりアート」展に行ってきました。
「うだつの上がる街並み」でも有名な岐阜県美濃市。江戸時代の情緒が残る古い街並みに、うだつのあがる建物に沿って美濃和紙で作られた灯りのアート作品が期間中の夜間展示されています。

1300年の歴史を持つ美濃和紙。
伝統的な手漉きの製法によってつくられる美濃和紙は、美しく丈夫な最高級品の和紙として世界的にも有名で、2014年にはその伝統技術がユネスコ無形文化遺産にも登録されています。

このあかりアート展は美濃和紙のすばらしさ、その魅力をあらためて感じてほしいという思いで1994年からはじまり、今年で32回目の開催となっています。

訪れたのは平日の10月15日(水)の平日。
篠突く雨で車や人通りも少なく静寂の中、江戸時代のような情緒あふれる街並みが、美濃和紙を通した柔らかい灯りに照らされて、幻想的な空間を創り出していました。

うだつの上がる町並みは、一番町通りと二番町通り東西二つの通りと、それを南北につなぐ路地からなり、目の字通りとも呼ばれる中にあります。
上は二番町通りの様子です。

通りをつなぐ路地にもあかりアートの作品が。
募集によって全国から出展された作品がおよそ300品、街並みに展示されていました。

二番町通りの広場には小学生部門と中学生部門の作品が多数展示されていました。

こちらは一番町通りの様子。

重要文化財も点在する町並みの中に、ちゃんと営業している居酒屋さんがありました。この街並みに溶け込んで情緒があっていいですね。
飲みたかったけど、車なのでパス😢
前に停めてある自転車が、また味があっていいです。お客さんのかな。

吉田工房さんでは、大賞をはじめとする上位入賞作品が展示されています。

今回の大賞作品。

でかけたのは18時すぎでしたが、しんとした静寂が広がって、あかりアートだけでなく夜のうだつの上がる街並みはまるで江戸時代にもどったかのような素敵な空間でした。

途中作品を入れ替えて11月末まで開催。
10月18日(土)は通りを歩行者天国にして、作品が展示されるそうですよ。

美濃和紙あかりアート展
【最新情報を随時更新中】美濃和紙あかりアート展は、岐阜県美濃市で毎年10月に開催。江戸情緒残る「うだつの上がる町並み」を舞台に、美濃和紙製のオブジェが秋の夜長を彩ります。1300年の歴史を紡ぐ伝統工芸と現代アートの融合をお楽しみください。

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